いかにしてクソオタはジャニオタになったのか
中学生のとき同級生が「亀梨かっこよくない?」とキャーキャー言ってたのを横目に
もっぱらジャンプ漫画の非公式アンソロをひっそり読んでた自分が
まさか38歳のジャニーズにはまるとは思わなんだ
ジャニーズという文化的な麻疹に十年遅れて罹った気分
というわけでここ1年の自分をオタク面に絞って振り返ってみたいと思う
発端は大学四回生の前期で受講したサブカルを扱う講義だったはず
受講者は3人しかいなくて私と顔見知りの女の子と知らん男の子
その女の子がジャニオタでJrの松松オタだった
「へーこんな世界もあるのか」って感じ
アイナナやってたから二次元のアイドルには興味はあったけども
ジャニーズは全然わからなかった
転機は確か6月ごろ
イエモンがドラマのタイアップで15年ぶり?にシングルを出した
歌謡曲とロックが混ざったとても良い曲
ドラマ自体も松嶋菜々子が怖くて面白くて
砂の塔をずっと聞いてた
7月になって
何かの歌番組で吉井和哉がキンキキッズに提供した薔薇と太陽を聞いた
歌番組で誰かの歌を聞いて心揺さぶられたのは初めてだったかも
カルメンとホセの一夜の恋を男性デュオが歌う倒錯
オタクが夢想しそうな輪廻転生パロを思わせる歌詞
片方が踊って片方が演奏するという良く考えたらトンキチ極まりないパフォーマンス
とにかくこの曲でキンキキッズに落ちた
そこから後はブンブブーンを見て紅白を見てSONGSを見て......
という感じ
私のような新規は多いのではなかろうか
ざっくり振り返ったけど中身薄いな
文才欲しい